【day89】入院前日に、手術することを子供に説明
人間ドックから数えて89日目。
子供たちへの説明をどうするか?
膵管拡張が分かってから、診察と検査が続き、
そのための入院も1回目は1泊2日、2回目は11泊12日におよび、
家の中の生活ペースも、いつもと違うものとなりました。
ただ、私の方はもともと料理やお菓子作りをしていて、
家事もわりと手伝っていた方だと思うので、
一人でこなすことの負担は、ほぼありませんでした。
そんなことより、妻のために最善を尽くす、その1点で、
自分が大変かどうかという感情は無かったように思います。
さて、ここで妻とも話し合いをしたのは、
子供たちに、どのように説明するかです。
子供の試験があったことから、
説明するのは試験後にしようということになり、
手術の前日になりました。
結論としては、以下の3つを伝えました。
- 検査の結果、膵臓に出来物があり、悪性の可能性がある
- 手術で切除する
- 小さな手術ではないので、入院期間は早くて10日、遅くて3週間ぐらい
内科の先生の診立ては「癌で間違いないだろう」ではありますが、
検査を重ねても、はっきりとした断定には至っていないので、
癌という言葉は、手術後の病理検査で確定してから伝えよう、
ということになりました。
子供の反応は、落ち着いていた
この話は、私の方から子供に伝えました。
その際に、気を付けたのは、
- 必要以上に不安を与えないようにする
- でも、簡単な手術ではないので、大掛かりであることは伝える
という、矛盾をはらんでそうな2点です。
子供たちの反応は、至って落ち着いていました。
落ち着きと言うより、ドライの方が近いかもしれませんが、
本人のみぞ知るです。
落ち着いていた理由を私なりに推測してみると、
- この3ヶ月、検査が続いていて、この種の話に唐突感がなかった
- 手術=治る と思っている
ということになります。
もしかしたら、「膵臓」「病気」「腫瘍」といったキーワードで検索して、
自分なりに調べるかも、または、既に調べているかも、とも思いましたが、
その様子はありませんでした。
あとは、妻の手術の成功と回復を祈るばかりです。