膵臓に腫瘍が見つかった話

膵臓の腫瘍の検査・入院・手術などの記録です

【day99】外科の先生から電話①-イレウスで食事が取れず

人間ドックから数えて99日目。

 

外科の先生から電話

手術の日から8日目、執刀してくれた外科の先生から、

突然、携帯に電話がありました。

 

コロナ禍でお見舞いに行けず、

先生や病院スタッフの方ともお話ができていないため、

術後の現在の状況を伝えるべく、

連絡をくれたとのことです。

 

今後も、入院中は週に1回、

連絡をくれるとのことです。

 

手術したところは順調だが、お腹は動いていない

術後の妻の状況としては、

データ的に特に問題はないとのことです。

 

ただ、一度、止まった胃や腸が動いておらず、

口から食事をとるに至っていないとのことでした。

 

早い人では1週間ちょっとで退院できる人もいるそうですが、

妻の場合は、食事が取れないので、まだ退院は無理とのことで、

あと1週間ぐらいは掛かると見てくださいと言われました。

 

胃や腸は動くのか?

胃や腸が動かないというのは、開腹手術をすると起こるそうで、

この症状は、イレウスというそうです。

 

妻の場合、イレウスが起きている要因として、

幾つかの理由が先生から挙げられました。

 

  • 術後に歩く量が少なめ。
  • 胃の出口が変わったため、術後の新たな体がそこに食べ物を送れていない。(胃の背中側に貯まってしまっている)

 

このまま動かなくなってしまうのか?

という不安が過りましたが、「ずっと動かない人はいない」とのことで、

一先ずは安心しました。

 

また、術後に起きたことは、全て合併症とカウントされるため、

医師としては不利だとも言っていました。

 

食事を取れないことには、日常生活に復帰できませんので、

妻の胃腸が動き出すのを待つ日が続きます。