膵臓に腫瘍が見つかった話

膵臓の腫瘍の検査・入院・手術などの記録です

【day106】外科の先生から電話②-「クソ野郎と呼んでくれ」とお願いされる

人間ドックから数えて106日目。

 

外科の先生からの2回目の電話

手術の日から15日目、

外科の先生から電話が掛かってきました。

 

約束通り、前回の電話から調度1週間です。

 

妻の近況については、

本人とLINE(メッセージ)で近況を聞いていたので、

大凡は把握していました。

 

なかなか胃腸が動き出さず、

ただただ歩いて体に刺激を与えて、

動き出すのを待つ日が続いています。

 

クソ野郎と一緒に言ってくれ

食事を開始しても、

上手く胃腸が動かず、上手く行かなかったため、

再び、腸に直接食事を流し込む措置に変えたとのことです。

 

前回の電話では、歩く量が少ないと言われていたので、

 

「しっかり歩くように私からきつく言いましょうか?」

 

と言ったところ、

 

「いやいや。その辺は、病院側は厳しく接しているので、

逆に励ましてあげてください。

(先生の名前)のクソ野郎、と一緒に悪口を言ってあげてください。」

 

と、意外な答えが返ってきました。

 

執刀してくれた先生に「クソ野郎」などと、

とんでもない話なので、

「いやいやそんなこと言えませんよ。」と伝えました。

 

とにかく励ましてあげて欲しいとのことなので、

そうすることとしました。

 

後日、妻から聞いたのですが、

食事を流し込むための管を通す際に、

先生のやり方があまり良くなく、

なかなか辛い目にあったとのことです。

 

先生としても、その負い目があって、

「クソ野郎」と自虐的なことを言ったのかなと思いました。